今日の六小

ハラハラドキドキ。

2021年6月21日 17時40分

今回上演された影絵劇。
「皮影戯(ピーインシ-)」は、約1200年前に中国で誕生したそうです。
動物の皮をなめして(なめしを繰り返すと透明になるそうです)、形を整えた人形に美しい色を施し、影絵にします。
色をつけることで、通常の黒い影絵ではなく美しい色鮮やかな影絵になります。

スクリ-ンに映し出される影絵達の動きは、大変細かく、また大変動きがなめらかでスム-ズです。
それは、まるで生きているようでした。
子ども達も、スクリ-ンに繰り広げられる美しい影絵達にすっかり魅了されてしまいました。
   

      

今回上演されたのは、「西遊記~三打白骨精の巻~」。
西遊記の中にある「白骨精」とのエピソードが、今回上演されました。
孫悟空と白骨精(妖怪)との息をのむ戦いぶりに、観ている我々も夢中になり、思わず前のめりになってしまうほどでした。

上演終了後は、大きな拍手に包まれました。
役者の皆様と一緒に参加した6年生も登場し、会場はさらに大きな温かい拍手に包まれました。

最後は、スクリ-ンの裏側であるバックステージを見せていただきました。
照明の熱によってバッグステ-ジは、大変な暑さです。
使用するたくさんの人形達が並んでいます。

   

劇団員の方が、亀の人形の動かし方を見せてくださいました。
両手10本全ての指、そして手の平も使って動かします。
「すごい!!」
「こんなふうに動かすんだ!」
「わぁ!」
子ども達は、見る物全てに驚き感動していました。

  
  

子ども達の質問にも丁寧に答えていただきました。

  
  
  
  

最後は、ワークショップに参加した子ども達と劇団の皆様と記念撮影をしました。
参加した6年生にとっては、貴重な体験になりました。      

      

1200年前に生まれ、現代まで受け継がれてきた皮影戯。
六小の子ども達にも響くものがあったに違いありません。
今日をきっかけに、世界の文化や芸術に興味をもてたら素敵だなぁ・・と思いながら劇団の皆様を見送りました。

劇団影法師の皆様、素敵な公演ありがとうございました。