今日の六小

力をつけるために・・・。

2020年9月23日 14時53分

5年生で学習する「分数の足し算・引き算」。

分数の足し算・引き算を計算する場合、必ずしなくてはならない作業があります。
それは・・「通分」です。
通分して分母の数をそろえることで、ようやく計算することができます。

計算して答えが出た!!やった!終わり!とは、なりません。
答えによっては、約分しなければなりません。
しかし・・子ども達にとってこの約分の作業が少し大変なようです。

「6分の3」のように数字が小さければ、約分できる!と気が付きやすいのですが、「51分の68」や「84分の31」等のように数字が大きかったり、奇数・偶数が混じった分数だと約分できるかどうか・・戸惑う子どもが出てきます。

そこで担任の先生が、約数シ-トを用意しました。
算数の時間に数分、時間を決めて取りかかります。

「約数」はもう大丈夫!ばっちり!の子ども達は、真っ白い側のシ-トを使います。

       

「約数」はまだ・・ちょっと心配・・の子ども達は、塗りつぶしてある側のシ-トを使います。
 
      

塗りつぶしてあるシ-トは、空欄の数だけ約数がある・・ということです。
「6」であれば、4つの空欄があるので約数は4つある!ということになります。
これなら、書き漏れや書き忘れがなくなります。
続けることで、コツや約数の感覚等が身につきそうです。