もう一つの話。
2024年5月29日 18時10分
体育学習発表会の日・・。
子どもたちが一点を見つめザワザワとしています。
「先生!カラスがいるよ。」
「羽がなくて飛べないみたい。」
「巣から落ちたんじゃない??」
見るとフェンスの裏に一羽のカラスが・・。
手を伸ばせば届きそうな低い位置にいます。
この場所にカラスがいるなんで珍しいことです。
心配する子どもたちですが、カラスは野鳥なので許可なく保護はできません。
どうしたものかと考えていると・・。
「ねぇ、こんなにたくさん人がいたらカラスがびっくりするよ。」
「ここから離れて静かにしよう。」
児童看護の子どもたちが、集まってきた下級生たちに声かけする様子が見られました。
少ししてから行ってみると・・カラスはどこかに飛び立った後でした。
「静かにしてあげよう。」と声かけした子どもたち。
それを実行した子どもたち。
体育学習発表会の日・・校庭の片隅でカラスを見守る優しい子どもたちの姿がありました。