4年生福祉体験。
2023年11月16日 07時25分
15日(水)、4年生が福祉体験を行いました。
子どもたちは、もみじホ-ルと体育館の2カ所に分かれて活動しました。
体育館では、車イス体験。
車イスに乗って自力で動かしてみます。
平らな場所は、なんとか前へ進むことができます。
しかし・・・段差があると一人ではどうにもなりません。
「手伝ってください。」
「はい。いいですよ。」
友達に手伝ってもらいます。
車イスを押す方も工夫が必要です。
段差の上り下り時には、慎重に丁寧に押さないと車イスから落ちそうになります。
車イスの人が不安にならないよう、声をかけながら車イスを押す子どもたちの姿が印象的でした。
もみじホ-ルでは、体に重りを付けて歩く体験を行っていました。
足、腕、お腹に重りを付け、さらにゴ-グルをします。
このゴ-グルは、視界がぼんやりして視野も狭くなるように作られています。
付けた途端に体が重く、立っているのもやっとです。
体が重く、足をあげるのも一苦労です。
前も見にくく、一歩を踏み出すのが不安です。
階段の昇降は、杖や人の手があるとスム-ズにできます。
子どもたちは体験することで、車イスを使う人たちやお年寄りの気持ちを少しではありますが、知ることができました。
困っている人や助けを必要としている人たちに、サッと手をさしのべることができたら素敵だなと思います。
誰もが暮らしやすい社会を目指して、今日の体験を生かしていきたいと思います。