今日の六小

4年生福祉体験。

2020年11月27日 10時32分
四年生

4年生が、社会福祉協議会からお借りした車イスや白杖等を使い、福祉に関する疑似体験をしました。

ペアになった子ども達は、車イスに乗り自分で動かしてみました。
慣れない動きに戸惑いながらも、何とか車イスが動き出します。

真っ直ぐな所では、何とか進めることができます。
しかしカ-ブや段差のある所では、誰かのサポ-トがなければ自分一人で進むことは、とても難しいことに気が付きました。

ペアの子どもの補助で、何とかカ-ブを曲がることができました。
ヨイショヨイショと・・何とか段差を登ることができました。
    
      
      

また年を重ねた時に出てくる様々な状態も体験しました。
肘と膝には重しをつけます。
目にはゴ-グルを付けました。
重しをつけるとガクンと体の自由が奪われます。
初めての体験に子ども達は、「えっ・・こんなに重いの・・。」と絶句していました。
ゴ-グルは、付けた途端に視野が狭くなり、視界がぼやけます。

一人では、まっすぐ進むのも時間がかかります。
友達が手を貸してくれると、少し楽に動けます。

     

目が不自由な方の体験もしました。
見えない・・ということはとても怖いです。
白杖の使い方も難しく、スタスタ歩くことができません。

友達の腕を掴ませてもらうと、一人で歩くよりずっと心強く安心感があります。
見えない目の代わりとなって、「もう少しで階段です」「右に曲がります」と言ってくれると、不安が和らぎます。

     

子ども達は、福祉体験を通して体が不自由な方や、お年寄り、目の不自由な方々の大変さを体感することができました。

今日の体験を生かして一人一人が、助けを必要としている皆様に寄りそっていけたらいいな・・と思います。