租税教室
2021年1月19日 17時49分本日19日(火)、6年生を対象に租税教室が行われました。
小学生の子ども達にとって、「税金」という言葉はあまりなじみがなく、少し遠い存在かもしれません。
しかし税金は、私達の身近なところで使われています。
小学校・道路・信号機・コンビニ・橋・遊園地・救急車・消防車。
「この中で税金が使われているものは何でしょう?」
講師の先生からの質問に子ども達は、首をひねります。
子ども達は、「どれも税金が使われている!」と答えました。
答えが気になるのですが・・・先に税金についてのDVDを見ます。
DVDの主人公は、ひょんなことから税金のない世界へと迷い込んでしまいます。
あたりまえにあった税金がない世界は・・どんな世界なのか?
税金のない世界では、学校で使う教科書は全て自分で買わなくてはいけません。
学校を建てる時には、お金を払わなくてはいけません。
地域の道路が傷んでも、お金がなければ直すことができません。
お金を払わなければゴミ収集車は、来ません。
お金を払わないと信号機もつきません。
火事や事故等で消防車や救急車を要請したら、その費用を自分達で払わなくてはいけません。
本当にこんな世界だったら・・見ているだけでゾッとする・・それが「税金のない世界」でした。
最後DVDの中の主人公達は、最後に税金のある世界に戻ってきます。
税金のおかげで安心して日々の生活が送れることにホッとする主人公・・・見ていた私達も心から安堵してしまいました。
「税金」と聞くと、難しい気がしますが、今日見たDVDや説明は大変分かりやすく、子ども達にとっても「税金」について知る良いきっかけとなりました。
最後は、1億円の重さを再現した紙束を持たせてもらいました。
子ども達は大喜びで、1億円の重みを堪能していました。
ちなみに最初に出された質問の答え。
税金が使われていないのは、「コンビニと遊園地」でした。
子ども達にとっては、なかなか難しい問題だったようです。