今日の六小

第51回卒業証書授与式

2021年3月19日 17時08分

扉が開きました。

子ども達は、入り口で深く一礼します。
そして顔を上げて、歩幅を合わせて歩き始めます。
ゆっくりゆっくり一歩一歩、踏みしめるように前へ進みます。

 

開式のことばの後、国歌斉唱、卒業証書授与と続きます。

子ども達は、大きな声で「はい」と返事をし、卒業証書を受け取ります。
子ども達は、堂々とした態度です。
受け取った卒業証書を持ち、壇上を降りる前にしっかりと前を見つめます。
そして、ゆっくりと壇上を下ります。

 
    
    

座っている態度も大変すばらしい6年生です。

学校長式辞、卒業記念品授与、卒業記念品贈呈と続いた後、「門出のことば」が始まりました。

小学校1年生からの出来事や感想、感謝の気持ち等・・・懐かしい映像と共に子ども達の大きな声が会場に響きます。

  

6年前・・・大きなランドセルを背負って入学した子ども達。
たくさんの友達、先生に出会いました。
遠足、校外学習、運動会、もみじ祭り、50周年記念式典、鼓笛発表会・・たくさんの行事がありました。

6年の月日が経ち、子ども達は大きく逞しく・・そして心優しく成長しました。

第51回卒業証書授与式。

2021年3月19日 14時56分

本日3月19日(金)、「令和2年度第51回卒業証書授与式」が行われました。

制服に身を包んだ子ども達・・少し緊張した面持ちで登校してきました。

「その制服かっこいいね!」「雰囲気変わるね-。」「似合ってる!」
教室に入ってきた子ども達は、初めて見るお互いの制服姿に少し照れくさそうです。

袴姿の担任の先生が入ってくると、「うわぁ!」と歓声があがります。

子ども達は、名札とコサ-ジュをつけ、六小プラザに向かいました。
六小プラザでは、保護者の方が見守る中で写真撮影を行いました。

 
         

写真撮影が終わった子ども達は、式場前の廊下へ向かいます。

式場となる体育館では、保護者の方達と職員が卒業生の入場を待っています。
静寂の中、アナウンスが流れました。

    

「卒業生入場」

体育館の扉が静かにあきました。

桜咲く中で・・・。

2021年3月19日 07時28分

まるで今日の日をお祝いするかのように、校庭の桜が咲き始めました。

春のやわらかい風が吹いています。
太陽の光も春を感じます。

もうすぐ6年生がやってきます。
  

  
   

優しさのバトン

2021年3月18日 18時21分

1年の子ども達は、6年生が大好きです。

6年生の姿を見付けると「あ-!!〇〇くんだ~!!」「あっ!〇〇ちゃん!!!」と・・大喜びで、両手をブンブン振って挨拶します。

どうしてこんなに6年生のことが好きなのか・・?
それは、6年生が毎日、休み時間に一緒に遊んでくれたからなのです。
ドッジボ-ルに鬼ごっこ、時には校庭をお散歩したり、池の中をのぞき込んだり、花を眺めたり・・・。
本当に毎日、1年生とたくさん遊んでくれた6年生がいました。

楽しかった6年生との交流も今日が最後です。
在校生は、卒業式に出席しません。

6年生と過ごす最後の休み時間。
今日はドッジボ-ルで盛り上がりました。
その様子を見て、飛び入り参加した6年生もたくさんいました。

   
 
 

油断した隙にボ-ルが当たり悔しがる6年生、やった!と喜ぶ1年生。
しかし・・喜んでいる隙に当てられたり。
楽しくてたまらない最後の交流でした。

楽しい時間は、チャイムの音と共に終了しました。

1年生は、大好きな6年生にこれまでのお礼を言いました。
そして「ありがとう」のメダルを贈りました。

   
         

1年生は、遊んでもらった楽しい思い出を忘れないでしょう。
そして自分達が上級生になった時、自分達がそうしてもらったように、下級生に優しく接したり、いっぱい遊んでくれるのでしょう。

6年生からの優しさのバトンタッチ・・・在校生がしっかり受け取りました。

いよいよ・・・。

2021年3月18日 18時20分

式場の扉を開くと・・目に飛び込んでくる赤いカ-ペット。
その花道の側には、色とりどりの花々。
ステ-ジの上には、演台。
その上には、凜とした花々。

そして体育館を見守るように飾られているのが、在校生の自画像。
どの自画像も表情が生き生きしていて、まるで在校生が式に参加しているようです。

さぁ・・準備は整いました。

明日は、いよいよ卒業式です。

   

4年生から6年生へ・・・音楽のプレゼント。

2021年3月17日 18時14分

本日17日(水)、4年生が音楽発表会を行いました。
今日のお客様は、6年生です。

4年生は、「古河市音楽会」を目標に練習を重ねて来ましたが、今年度は感染症対策のため中止となりました。
感染状況に合わせて練習を重ねてきた4年生。
是非、演奏する機会を持てたら・・・と担当職員が企画して、本日の音楽会となりました。

感染症対策をしながら、6年1組、2組、3組・・順番に4年生の演奏を聴きました。  

      

4年生は、「パプリカ」と「麒麟がくる」の2曲を演奏しました。

「パプリカ」は、演奏に合わせてダンス担当の子ども達もいました。
途中から、6年生も巻き込んで一緒に楽しく、ダンスしながら、手拍子しながら、会場一体となって楽しみました。

    
 

「麒麟がくる」は、大河ドラマの主題歌です。
この曲では、ドラや桶太鼓も使用します。

    
 
  
桶太鼓やドラが入ると、音に重厚さが生まれ、会場には迫力のあるサウンドが響き渡りました。
6年生も荘厳なメロディに聴き入っていました。

  

演奏が終わると6年生からは大きな拍手がわき起こりました。

4年生の心のこもった演奏は、6年生の心にしっかり届いたようです。

心温まる素敵な音楽会でした。

お楽しみ会。

2021年3月16日 16時44分

卒業式を金曜日に控えた6年生。

卒業式練習や6年間のまとめ学習の合間に、「お楽しみ会」を開催しました。

子ども達は、感染症対策をしながら数人でグル-プを作り楽器演奏、歌、クイズ、劇、得意技披露、マジック等・・披露しました。

数週間前から計画して、準備して、練習を重ねてきました。
どのグル-プからも「友達を楽しませたい!」という気持ちが伝わってきます。

歌や楽器演奏の時には、手拍子で盛り上がりました。

    

マジックの時には、「あれっ??消えた!?どこ???何で????」と、とってもいい反応!
    
   
  
けん玉披露では、技が決まるたびに「わ-!すご-い!!」と拍手が起きました。

    

リフティングを披露した子どもには、「おぉ!!」と歓声があがります。

     

劇を披露した子ども達は、脚本を考え、小道具を用意し、練習し、出演もして・・と大忙しです。
声色を変えて、様々なキャラクタ-を演じ分けたり、体当たりの演技が観る者達を大いに楽しませてくれました。

   
   
    
   

クラスみんなでたくさん笑って、楽しく素敵な時間を過ごすことができました。

卒業式予行練習。

2021年3月12日 18時46分

本日12日(金)、卒業式予行練習が行われました。

これまでに何度も練習を重ねてきましたが、今日は通しで行います。
音響やプロジェクタ-、ピアノを担当する職員も参加しての予行練習です。

緊張感の中、子ども達は廊下に並んで待ちます。
合図と共に体育館の扉が開き、子ども達の入場です。
前を歩く人とつかず離れず・・・ほどよい間隔を保って歩かなくてはいけません。
隣の人とも歩幅やスピ-ドを合わせなくてはいけません。

  

卒業証書授与時の壇上に上がるタイミング、受け取るタイミング、一歩下がるタイミング、手の位置、体の向きの変え方・・等、人と合わせたり、気を付けなくてはいけないことがあります。

     
  

卒業記念品授与、卒業記念品贈呈時には代表児童と卒業生がタイミングを合わせて「礼」をします。

「門出のことば」や「卒業生全員合唱」の時の立ち位置、声のボリュ-ムもここでしっかりと確認しておきます。

 

最後は退場して、予行練習は終了しました。
子ども達は、最高学年にふさわしい立派な態度で臨みました。

残り1週間・・最終調整を重ね、最高の卒業式を作り上げていきたいと思います。

見つけた!

2021年3月12日 13時28分

「先生!白い花が咲いてるよ!」
登校してきた1年生が、興奮気味に教えてくれました。
「教室からも見えるよ。きっと!!」
と・・続けて教えてくれました。

早速、教室から校庭を覗いてみると・・見付けました!
飼育小屋近くの木が、白い花を咲かせています。

休み時間に校庭へ行ってみました。
1年生が教えてくれた白い花は「ハクモクレン」でした。
  



白い大ぶりの花びらが、フワフワとした綿毛のようです。

そしてその近くには、梅の花。
ピンク色と空の青がよく合います。


   

1年生の子ども達が、芽の出てきたチュ-リップを見せてくれました。
校庭の桜ももう間もなくです。
子ども達もセ-タ-を着ると、少し暑いようです。

六小に春がやってきました。

黙祷。

2021年3月11日 18時03分

2011年3月11日(金)・・14:46分。

六小では、帰りの準備をしている最中でした。
帰りの会をしているクラス、ランドセルに学習用品をしまっているクラス、「さようなら」と挨拶しているクラス。
外には、体育を終えた1年生が教室に戻ろうとしていました。

ガタガタガタッと・・・凄まじい揺れが六小を襲いました。
揺れは止むことなく、どんどん激しくなり、立っていられません。
ガッタンガッタン・・校舎や窓が大きく揺れる音、鍵盤ハ-モニカが落ちる音、あちこちの教室から聞こえる悲鳴。
子ども達は、机の下に潜りながら泣いていました。

外にいた1年生は、全員が地面に這いつくばって、友達や先生達と肩を寄せ合っていました。

揺れが収まり、子ども達と一緒に校庭へ避難しました。
子ども達は必死に・・誰ひとり話すことなく・・恐ろしさに震えながらの避難でした。

マグニチュ-ド9.0。
日本国内史上最大規模。
アメリカ地質調査所の情報によると、世界でも4番目の規模の大地震でした。

子ども達に、あの日どんな地震が起こったのか・・話をしました。
子ども達は、真剣に耳を傾けていました。
そして全員で黙祷しました。

黙祷後、一人の子どもがやってきました。
「『生まれ変わって、おじいちゃん、おばあちゃんになるまで長生きしてね』って心でお祈りしたよ。」

今の六小には、震災後に生まれた子どもも多くいます。
赤ちゃんだったので覚えていない・・という子どももいます。

このような地震があったという実態を伝えていくこと・・。
そして自然災害時の対処方を伝えていくこと・・。
来年も・・再来年も続けていきたいと思います。