今日の六小

黙祷。

2022年3月11日 14時46分

2011年3月11日(金)。

2年生の教室では、帰りの会の真っ最中でした。
「係からの連絡がある人は手を挙げてくだ・・」
言い終わるか終わらないか・・ガタガタッとした揺れが六小を襲いました。
揺れは収まることなく・・激しくなるばかりです。

ガッタンガッタンガッタンという凄まじい音と揺れ。
ロッカ-の上からは、鍵盤ハーモニカや絵の具セット等が落ちてきます。
窓からはガシャンガシャンという音。
パリン・・と、ガラスの割れる音も聞こえてきます。

子どもも大人も立っていられない揺れです。
子ども達は、机の下で泣きながら必死に机の脚をつかんでいました。

長い揺れが収まり、全員が校庭へ避難しました。
誰一人しゃべる人はいませんでした。

子ども達も職員もあまりの恐ろしさにただただ震えながら・・小雪のちらつく校庭で待機をしました。

東日本大震災から11年。
六小では、震災後に生まれた子どもも多くいます。

あの日、六小の旧校舎でどんなことが起きたのか?
子ども達はどんな様子だったのか・・・子ども達は真剣な態度で話を聞いていました。

あれから11年・・・子ども達と一緒に黙祷を捧げました。