今日の六小

出前講座。

2021年11月30日 17時48分

本日30日(火)、5・6年生を対象に「講談出前講座」が行われました。
講師として講談師の宝井琴鶴さんをお迎えしました。

講談は、落語、浪曲と並んで三大話芸と呼ばれており、500年の歴史があります。
子ども達も落語は知っているけど講談は・・?という状態で出前講座がスタ-トしました。

始めに講談の歴史や落語との違い、講談で使用する小道具・・等について解説がありました。

    
  
張り扇は、音を出すためだけの扇で開けません。
座布団の縫い目は、お客様に見せない理由についてもクイズ形式で答えました。
「お客さんとの間に線を引かない」という願掛けから、お客様側には縫い目を向けないそうです。
子ども達は、「へぇ!」と興味津々です。

    

説明を聞いた後は、講談の先生と一緒に講談の練習です。
水戸黄門、助さん、格さん、悪者、それぞれの台詞を一緒に言ってみました。

張り扇の代わりに自分の手を使って、「パパン」と床を叩き音を出します。
音を出す時もタイミングがあります。
先生が片手を挙げたら1回、両腕を挙げたら2回、床を叩きます。

コツをつかんだ子ども達は、役割分担をして「講談~水戸黄門」に挑戦しました。
5年生が、水戸黄門。
6年生は、助さん。
職員が格さん。
楽しい実演に子ども達もノリノリです。

「高座にあがってやってみたい人??」
先生の呼びかけに多くの手が挙がります。
「はい!やってみたい!」

子ども達が実際に高座にあがり、水戸黄門を披露しました。

  
   
   
      
 
 
子ども達は、高座の上で堂々と・・そして大きな声で演じました。
助さん、格さんに成りきる子ども達、黄門様も貫禄があります。

校長先生も助さん役で登場しました。
子ども達からは、大歓声があがりました。

  

会場中に笑顔があふれる楽しい実演となりました。